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セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、VOL.2 最新活動レポート

子ども支援NGOセーブ・ザ・チルドレンのグローバルキャンペーン
“Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子どもの未来”VOL.2最新活動レポート

〜Last in Line, Last in School〜

セーブ・ザ・チルドレンでは、2006年9月よりグローバルキャンペーン“Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子どもの未来”を展開しています。このキャンペーンは2010年までに800万人の子どもに教育の機会を提供することを目指すものです。一連の重要な国際援助会議に先駆けて、最新の実態をお知らせします。

■世界の初等教育の実態
世界各国で初等教育の就学年齢に達していながら学校に通っていない子どもたちの数は、1億人以上から7,700万人以上へと、劇的に減少しています。しかし、この減少傾向は紛争の影響を受けた国では見られず、依然として約4,000万人もの子どもたちが教育を受けられない状況でいます。このままでは、初等教育の完全普及というミレニアム目標は達成できないということになります。

1.援助の偏り
国際社会は教育の支援にあたり、紛争の影響を受けた国々よりも、安定した国々を選ぶ傾向が顕著に見られます。貧困と紛争の悪循環を断ち切る望みがほとんどない国々は、最も援助を必要としているにもかかわらず、未だ状況が改善されていません。

2.劣悪な教育環境
紛争の影響を受けた国々では、破壊されるなど学校は使用できない状態になり、避難していたりなどで教師が決定的に不足しています。そして、子どもたちは容易に少年兵の対象とされたり、低賃金労働者として搾取され、人身売買や虐待を受けやすくなっています。

<今回のSCのレポートで明らかになった問題点>
・現在、OECDの開発援助委員会(DAC)加盟国22ヶ国のうち20ヶ国が、2015年までにすべての子どもたちに教育を受けさせるために、適正に割り当てられた分の資金を出資していません。
・特に、フランス、スイス、スペイン、日本、アメリカ、オーストリア、イタリア、ドイツは、紛争に影響を受けた国々への教育支援に予定された割り当て分の出資を、計画に沿った形で実行出来ていません。
・出資提供の基準に見合わないという理由で、紛争の影響を受けた国に教育援助を与えることに対し、多くの国が目をつぶっています。
・最も教育を必要とする、紛争の影響を受けた国々に対し、最低限の出資しかされていません。世界の教育を受けられない子どもたちの半数以上が紛争国にいるにもかかわらず、それらの国々への教育支援は全体の20%以下に留まっています。


[この件に関するお問い合わせ先]
社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
TEL:03-3516-8926

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